『TERA』の“事前選択サービス”が想定外の早期終了。潮田プロデューサーにどれほどの反響だったのかを軽く聞いてみた
日期:2011/08/06 転載:http://www.rmt-roan.jp アクセス回数:1945
4gamerによりますと
ハンゲームのMMORPG「TERA The Exiled Realm of Arborea」において,オープンβテストの実施に先駆けて行われていた“事前選択サービス”が,8月5日の23時59分をもって終了となった。
「TERA The Exiled Realm of Arborea」公式サイト
7月31日のサービス開始時点(先行事前選択サービス)では5基のサーバーが用意されていたが,それらすべてが定員に達したため,8月4日には新たに2基のサーバーが追加。それらも一瞬で定員に達し,わずか1週間足らずの期間に,計7基のサーバーが満員御礼となったわけだ(関連記事)。
潮田氏によると元々,事前選択サービス用に計7基のサーバーを用意しており,「OBTが始まるまでに満杯になるといいなぁ」と考えていたそうだ。ところが想定よりも早いペースで埋まってしまったため,予定よりも早く事前選択サービスを終了することになった。サーバーの不具合といったネガティブな要因による終了ではないため,潮田氏としても喜色満面……かと思いきや,この週末にTERAのキャラ作成を楽しんでもらえないことを,残念がっていたのが印象的であった。
なお,事前選択サービスで作成されたキャラクター達の傾向については,統計を取ったうえで近日中に発表するとのこと。ちらっと話をうかがったところ,すでに特徴的な傾向がいくつか見えてきているようだ。
たとえばクラスに関しては,CBTの頃と比べると“ウォーリアー”の比率がやや減少し,一方で“プリースト”が増加しているという。女性プレイヤーのテスト参加率が次第に増加してきており,それが影響しているのかもしれない,とのことであった。フリーターゲティングならではのテクニカルなヒーラーが,ライト層にどのように受け入れられるのか,気になるところである。
OBT後のサーバー体制についても聞いてみたが,「サーバー数が足りなくなるような状況は,そうそう起こらないでしょう」との力強いコメント。確かに,FINAL TERA DAYのプレスカンファレンスにおいて,同時接続者の目標数は5万人と発表されており(関連記事),これを達成するには,どう考えても二桁のサーバーが必要となる。国内で運営中のMMORPGで,サーバー数が二桁に達している作品はそうそうないだけに,この辺りにも注目したい。
事前選択サービスは終了してしまったが,週明けとなる“8月8日の午前8時”には,オープンβテストがスタートする。この週末に,TERAのキャラクターをいじくり回せないのは残念だが,もう少しの辛抱だ。
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